新しいマーケット
今日のYAHOO!ニュースで
「ナシ婚」と言う記事があった
記事の内容は
昨年67万組の婚姻届が
役所に提出されているのに対し
実際に結婚式を挙げたのは
35万組しかなく・・・
結婚したカップルの半分しか
結婚式を挙げていない、と言う記事でした
そしてその要因には金銭的な理由が多く
「結婚式に高いお金をかける意味が無い」
などと書かれていました
しかし僕は以前から
この様な数字には間違ったマジックがある
と、思っています
先ず
婚姻届出組数は公で発表されていますが
結婚式実施数は(式場への)聞き取り調査が大半なので
実際にはもう少し実施数は多い筈!
そして実施数の減少には
単に「お金が無い!」とか
「お金を使いたくない!」という理由だけではなく
昔に比べ
「結婚」そのもののスタイルが変わったのでは無いか?
と、思っています
その例として
昔は多くの方が一生に一度だった結婚も
近年は再婚する事が多くなっている事
オメデタ婚の様に
急いで結婚をしなくてはならず
披露宴のタイミングを逃したケースや
日本も国際化し外国人との国際結婚も多くなり
日本文化以外の結婚式をしている場合など
他にも多くの事情があり
ただ単に「お金や」「価値観」で
結婚式をしない訳では無い!気がしています
(そう思っている人がいらっしゃる現実もありますが・・・)
そして僕が思うのは・・・
結婚実施数の95%が披露宴を実施して
業界が苦戦をするのなら本当に大変な事ですが
約50%の方が実施していないのなら
まだまだマーケットが存在していて
その挙式をしない50%の方の中で
晩婚・再婚・国際結婚・オメデタ婚が
多くを占めるのなら
これは20年前には考えられなかった
新しいマーケットが生まれている!とも言える
時代・時代で変わり行く結婚への考え方や
披露宴への価値観がありますが
日本の素晴らしい文化の中に
結婚=親族になると言う文化があります
結婚披露宴の1番大切な目的は
お互いの親族と大切な人に自分達を披露し
お互いの親族が顔を合わせることです
自分達に合うスタイルで良いので
披露宴を行なうことをお勧めします
何だか長い文章になりましたが・・・
業界人として書かせて頂きました
PS
結婚式場を運営する者として
結婚式をしたい!と思っていただける様に
日々努力しなくてはいけない事は
真摯に受け止めたい!と、思います












