42.195キロのドラマ
昨年10月
ゼクシィの担当マネージャーが
北京支店に転勤になった
マネージャーと僕は同い年で
お互いランニングをしていることから
最後の送別会で
「おきなわマラソンで逢おう!」
と、熱い約束をした
今回のマラソンは
男の約束の実現なんです
(実は本当に実現するとは思っていませんでした)
お互い初めての
42.195キロ
10キロを過ぎた辺りから
え~・・・あと32.195キロも・・・
そんなことばかりが
頭の中を駆け巡り
20キロ地点では
「もうやめよう!」と思った
やめるほうが良いか?
タイムオーバーが良いか?
そんなネガティブな考えの中
思い切ってコンビ二に入って
炭酸ジュースを飲んで少し休んだ
そして
もう少し走ろう!と走り出すと
足が急に軽くなった
頭の中はドリカムの
「♪10000回ダメで・・・・
10001回目は変わるかもしれない」
これがずっとリピートしていた
よし!
30キロまで走るぞ!
・・・と思ったが
23キロくらいでまた歩き出した
(坂の多い沖縄は走りなれた人もきついらしい)
25キロ時点で時計を見ると
もうお昼だ!3時間も走ってる
「お腹が空いた!」
そう!走ってても
お腹が空くんです
おきなわマラソンは
ボランティアの方々が沿道で
色々な物を配ってくれるんです
僕が食べた物は
バナナ・オレンジ・グレープフルーツ・レモン
黒糖・塩・チョコ・カンカンジュース・リンゴ
思い出すだけでもこんなに食べました
さらに所々で
琉球の踊りや太鼓で応援してくれて
何度励まされたことか
そして
限界になる30キロ!
その30キロはなんと!
嘉手納基地の中を突っ切るんです
おきなわマラソンだけの
特権みたいな感じ・・・
基地の中では軍人さんが
「ナイスラン!」なんて言いながら
ハイタッチしてくれるんですが・・・
嬉しさ半分・・・
対応できない程の疲れようでした
この30キロからは一言で
「根性!」以外言葉が見当たらない
ポイントでの
あしきりタイムを気にしながら
走る・歩く・歩く・走る
歩く・歩く・走る・歩く
・・・こんな感じですが
これでもエライんです!
先ずは止まらないこと!
歩いてでも一歩でも前に・・・って思いでした
そして40キロ地点!
残りあと2キロ!
・・・と思いきや
少し走った先に「あと2キロ」
あれ???
「そうか!42.195キロだ!」
この0.195キロにもイラっとした
そして・・・遂に!
フィニッシュ!
(一枚しか写真が無く
臨場感が少なくてゴメンなさい)
正直トラックに入った時
ウルウルした・・・
知り合いがいなかったら
涙がこぼれていたかも・・・
タイムは不甲斐ないが
5時間50分02秒のドラマは
他に変えられない感動があった!
北京から三上さんありがとう!
来年も走ろうね!
付きあわせて出場させた若者
ありがとう!
ゴールでシャンパンを抜いて
シャンパンシャワーをしてくれた
2人の付添い人さん・・・ありがとう!
折角のセレモニーに
リアクションが出来ない程の状態で
ゴメンなさい
よろしければ
来年も付き添ってくださいね
P.S.
今朝からこんな感じです












